
あと二週間
今年もあと2週間だと気づいて驚愕している日常が呆けた皆さんこんにちは。今年は異様に夏が長くて急に冬になったのでいつも以上に一年が短い気がします。今年はゲーム開発でもプライベートでも色々とイベントが多かった年でしたが気づけばアッという間に年末になってた。
オシャレさに全振りしたゲーム
現状(12/12現在)日本語未対応なんですが以前からその音ゲーらしからぬビジュアル面に注目していたので購入しました。

このゲームはADVゲームパートも含むストーリーモードと一般的な音ゲーを遊ぶアーケードモードがありますが、前述のように日本語未対応なので今回はアーケードモードだけのレビューとなります。
上のタイトル画面からも分かるようにJet Set Raido風のアートスタイルですが、音ゲーパートはMuse Dashのフォロワーといった感じで上下の2レーンをそれぞれ割り当てられたボタンで押し分けていくスタイル、音ゲーらしく長押しや連打もありますが上下の割り当てとは逆のボタンを押すノーツがあったり、左右両側からノーツが流れてくる場面があったりと、難易度調整や操作が単調にならない為の独自仕様が盛り込まれています。

Steamのレビューを見ると「非常に好評」の評価となっていますが、個人的にはお洒落さの為の演出やエフェクト、配色などに力を入れすぎて視認性や利便性が低いゲームに感じました。
ゲーム中で上下の割り当てボタンは特に表示されないので慣れないと混乱する、通常ノーツと長押しノーツの瞬時の見分けが難しいが長押しノーツは最初の入力を失敗すると途中から復帰不可、ポストエフェクトやカメラの揺れが大きすぎて人によっては酔うかもしれません。

また、メニュー画面やオプション画面も項目ごとにフレームで区分けされている訳でもないのに同系色で統一されているので、お洒落だけどごちゃごちゃして使い勝手が悪い印象でした。

ボタンの表示が極端に小さいのは何故?
今回はアーケードモードだけの感想で辛いレビューとなりましたが、日本語に対応された後のストーリーモードも含めると違う感想になるかもしれないので、その時に再度プレイして改めてレビューを書きたいと思います。
Wingman
インスペクタの補完ツールとしては「Odin Inspector and Serializer」が有名ですが、そちらは各コンポーネント個別の設定作業を補完するツールで使いこなすには各コンポーネントのスクリプトを変更する必要があります。
今回紹介するWingmanは多数のコンポーネントがアタッチされているケースでそのインスペクタの表示を整理し利便性を向上されるツールです。
アセットストアから購入してプロジェクトにインストールするとスクリプトの変更不要で全てのオブジェクトのインスペクタの上部にWingmanの機能が追加されます。
例えば通常の3Dモデルの場合、インスペクタを開くとTransform以外にもMeshFilterやMeshRenderer、場合によってはColliderやRigidbodyがアタッチされていてインスペクタの表示が長くなっていますが、それらはボタンとして纏められてインスペクタ上部に表示されます。

このインスペクタの場合

上部に各コンポーネントがボタンで表示されます。
Wingmanの機能
■コンポーネントの分離表示
インスペクタ上部に追加されたコンポーネントのボタンを選択すると表示するコンポーネントを制限することができます。ShiftキーやCtrlキーを使って複数選択することもできます。

編集したいコンポーネントだけを表示できるので作業ミスを減らし利便性が向上します。
■コピー&ペースト
表示するコンポーネントを制限した状態で、左上のコピーボタンを押すことでコンポーネントをまとめてコピーでき、別のGameObject上でペーストボタンを押すことでコピーしたコンポーネントをペーストできます。

■ドラッグ&ドロップ
コピー&ペーストのボタンを押さなくてもコンポーネントのボタンをドラッグし、別のGameObjectへドロップすることでもコンポーネントをコピーすることができます。
また、ヒエラルキー上の何もない箇所へドロップするとドラッグしたコンポーネントをアタッチした新しいGameObjectが作成されます。

最後に
Wingmanでは大量のコンポーネントを持つGameObjectを扱う際に、インスペクタ上での煩わしい作業を大幅に効率化できます。
ゲーム制作を進めていく使用するコンポーネントの数が徐々に増えていくので、こういったアセットは非常に手助けになります。
導入にソースの修正は不必要ですし、Odin Inspectorなどの別のインスペクタ系アセットとも競合しないので気になった方は購入を検討してみてください。