
裏門
「正門は工事中で入れないので裏門に回ってください」と丁寧に地図まで渡されて案内されたのに周辺の幹線道路を二周ぐらいした挙句、裏門までの路地が狭すぎて終始ビビり散らかしながら駐車場を探した運転下手な皆さんこんにちは。福岡市香椎周辺の路地の狭さと複雑さを軽く見てました、一歩間違えるとUターンできないし。ちなみに帰りはその裏門が施錠されていたため他の出口(こっちが正式な裏門だったらしい)までの経路がわからず学内を少し彷徨いました。
CEDEC+KYUSHU 2025
という訳で今回はそんな福岡市東区の九州産業大学で開催されたCEDEC+KYUSHU 2025のインディーゲーム展示コーナーにリズムアクションゲーム「Under A Groove」を出展してきたので、そのレポートとなります。
CEDECはゲーム開発者向けカンファレンスイベントでゲーム業界関係者による登壇・講演が主なイベントとなっていますが、CEDEC+KYUSHUでは会場内にインディーゲームの展示コーナーが設けられており、来場者の方が各公演の合間などに展示作品を遊べるようになっています。
我がStab of Bee Projectは去年に引き続き二回目の出展で、展示した作品「Under A Groove」も二回連続の出展となりますが、展示内容としては3月に開催された東京インディゲームサミットに展示したステージのブラッシュアップ版を展示させて頂きました。
なお、どちらのバージョンもYuhei Komatsuさんの「君はレトロ」を楽曲として使用しています。
改修点
東京インディゲームサミット版ではステージ内で表示される映像(アニメーション)を優先して作ったため、プレイヤーがただ映像を眺めているだけの時間が長くなる、という結果になっていました。
また、最適化の甘さから所々で処理が遅延する場面が見られ、プレイヤーに快適な操作を提供することが出来ていませんでした。
その為、それら問題点を解決するべく
- プレイヤーが操作を行う範囲を増やす
- プレイヤーに爽快感やリズム感を感じてもらえる演出を増やす
- 処理の最適化を行う
以上の三点を改修点して掲げブラッシュアップを行いました。
・プレイヤーが操作を行う範囲を増やす
前回は特に序盤のはノーツが表示される間隔が長く手持ち無沙汰感が強かったので、少し無理やりにでもプレイヤーが操作する回数を増やしました。
下の動画にある円形のウィンドウや星形の三連符の箇所などは本来映像の内容とはあまり関連がありませんが、プレイヤーの操作をお願いしている箇所です。

・プレイヤーに爽快感やリズム感を感じてもらえる演出を増やす
Under A Grooveでは白枠内にアイコンが重なるタイミングでボタンを押すというルールで、プレイヤーにはそのタイミングを計ってもらうために殆どのアイコン(ノーツ)は直線に沿って等速運動させていました。
しかし、そればかりだと無機質で機械的な操作感になってしまうので、一部のノーツには多少タイミングが計り辛くても楽曲のリズムを感じるような動作を採用しました。

星形のノーツが跳ねながら移動する
・処理の最適化を行う
内部ロジックの見直しも色々行いましたが一番大きな効果があったのはシーン中で使用しているRenderTextureの解像度を半分にした事でしょうか。下のシーンは東京インディゲームサミット版で一番遅延が発生した場面ですが、今回のバージョンでは遅延はほとんど見られず快適に遊んでいただく事ができました。

成果は上々
色々不安があったのですが当日実際に試遊された方の様子を見ると手持ち無沙汰で飽きてしまうといった姿は見られず、遊んでいる方もその様子を見ている方からも「楽しい」「(映像が)可愛い」といった感想を聞くことが出来たので、色々と改良した成果が見られて良かったと自負しています。
また色々な方から試遊の感想と共にSteamページやSNSでの情報の有無を聞かれ、特に伝えらえるような情報が無いためその場限りの交流となってしまったのですが、気に掛けてもらえたようで嬉しかったです。今後の励みになりました。
改めまして、試遊いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

当日の展示ブース(やっぱり前回と場所が同じだった)
会場の様子
前回もそうでしたが、CEDECに来場される方の殆どは各講演の聴講が目的のため、インディーゲームの展示コーナーは閑散と盛況の差が非常に激しい会場となっていました。

展示会場の様子(閑散期)
それでも最終的には50~60人ぐらいの方に試遊していただき、用意したクリアファイルも缶バッチも配布し終えたので出展した成果はあったと思いますが、もう少し寒暖差が緩やかになればなぁ、とも思います。(朝10時から開場しても11時過ぎないと人が来ないし、16時を過ぎると殆ど人は来なくなります)
またCEDECがゲーム業界の勉強会イベントという事もあってか、客層が他のインディーゲーム展示会と比較して大きく異なり、一般層や子供連れの家族層は皆無、就職先にゲーム系を希望していそうな学生かゲーム業界に従事している方々が大半で、昨今のインディゲーム展示会によく見かける動画配信者のような方も見かけることはありませんでした。
その中でも試遊に積極的なのは学生の方々で試遊台をワイワイ囲みながらアレコレ感想と分析を語り合っているのは他の展示会ではあまり見られない光景だったのではないでしょうか。
最後に
色々と書きましたがCEDEC+KYUSHUは出展が無料で且つ、出展者は各講演を自由に聴講する事が可能なので結構お得なイベントだと思います。(今回は都市伝説のパブリッシャーさんも講演していた)
また展示会の後には交流会(食事会)が設けられていたり、福岡から遠方に拠点を構えている方でも積極的に出展を考えても良いイベントではないでしょうか。
私もまた来年も出展することが出来たら幸いです。その時は正門の工事も終わっているでしょうし。