原カバンは鞄のお店ではありません。

Unityを使ったゲーム制作のあれこれを綴っていきます。

【Unity】アセット:First Person Narrative Adventure を使ってみよう(その3)

新年度

4月になり年度が新しくなりましたが全くそんな気がしない皆さんこんにちは。折角の休日になっても何処にも行けない、何の娯楽も楽しめないない日々が続いていますが、誰かの所為にしても状況は好転しないので各自できることを頑張っていきましょう。

 

そういえば、お昼の番組で司会者が「(外出自粛の成果が上がらないのは)『最低限』7割とか、『できる限り』8割とか、そんな及び腰の要請を政府がしているからだ!!」と憤っているのを見て、「俺がテストの成績が悪いのは先生達が厳しく指導しないからだ!」と逆切れしていた同級生(馬鹿)を思い出し、少しほっこりしました。家にいても何かしら楽し事は見つかるものです。

 

終わりが見えたチュートリアル

AVG制作用プラットフォームのアセット「First Person Narrative Adventure + Complete Puzzle Engine」(長いのでFAで略)

assetstore.unity.com

概要とチュートリアルの紹介を始めて今回で4回目になります。

【Unity】アドベンチャーゲームできるかな

【Unity】アセット:First Person Narrative Adventure を使ってみよう(その1)

【Unity】アセット:First Person Narrative Adventure を使ってみよう(その2)

 

前回は「鍵を取得」→「鍵でドアを開ける」を行うまでの流れを紹介しましたが、今回は「棚や机の引き出しを開ける」→「吹き出しの中のメモを見つける」→「メモを読む」までの処理を実装します。

 

 引き出しを作る

メモや日記、鍵などのアイテムが保管されている「引き出し」というプレハブはFAで既に用意されています。

 

ObjCreatorウィンドウ(Tools → AP → Object Creator を選択)でSelect Catergoryに「05 Drawer」を選択、プリセットとして用意されている1~3段の引き出しをシーン内に作成することができます。

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Createボタンを押して作成した引き出し(1段)。見ても分かるようにFAで必要なコンポーネントがアレコレ設定されています。

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この段階でゲームを実行すると「引き出しを開いて中を覗く」という動作を行うことができます。


引き出しだけではちょっと寂しいので棚の3Dモデル(FAに同梱されている)に当てはめて動かしてみました

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メモの設定

AVGではプレイヤーにヒントを与えたり、ストーリーを説明するアイテムとして「本」「メモ」があります。

これらのテキストはインベントリ等で表示されることが多いですが、FAでも同様にTextアイテムとして設定されているオブジェクトに対して「アイテムの取得」「テキストの表示」を行うことができます。

 

前回の「鍵」の手順と同様に「メモ」となるモデルをHierarchy上へドラッグして設置、その「メモ」を選択した状態でTools → AP → Object Creatorを選択してObjCreatorのウィンドウを開きます。

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Select Catergoryに「03 Items (Text Viewer)」を設定
Diaryにチェックを入れて、Nameに「メモ」の名前を入力

 

Applyボタンを押すと「メモ」オブジェクトにコンポーネントが追加されます。

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Text Propertiesコンポーネントの「Open Window Tab:・・・」ボタンを押すとText管理のウインドウが表示されます。

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ここに「メモ」で表示するタイトルとテキストを設定します。

 

この「メモ」を先程作成した引き出しの中に設置して、「引き出し」の子オブジェクトとします。

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この状態でゲームを実行してみるとこんな感じになります。

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机からメモを取り出してテキストを表示、引き出しを閉じた後、Iキー押下でインベントリ表示、Diaryボタンを押すとテキストが再読できます。

 

学習は終わらない

これでチュートリアルは終わりです、が、FAで用意されている機能を理解するには未だ学習が足りません。

なにせFAで用意されているドキュメントは

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これだけあり、チュートリアルはこのうちのPart_1に過ぎないからです。

 

オリジナルのAVGを作るにはここからがスタートということで、いつか成果が発表できるようになったらまた記事を書きたいと思います。

 

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