
Steamレビュー
気になったゲームのSteamレビューは最初に「お勧めしません」のレビューからチェックする性悪な皆さんこんにちは。ここ数ヶ月は話題になるような大作が発売されていないこともあって主にインディゲームを中心に色々なゲームをチェック&購入していますが、そういった時には必ず不評側のレビューから確認します。不評レビュー中に不具合報告が多いと購入を止める判断にできるし、何より巷のゲームユーザが好む趣向を推し量ることができるのでゲーム開発者として結構な勉強になると思います。まぁ、性格が悪い事は否定しませんが。
ナラティブを磨いたゲーム
周回性の低さやクリアまでの時間が短いことが不評の理由に上がっていましたが、それ覆い隠す程の神秘的で幻想的な体験を提供してくれるゲームを購入しました。

砂漠、雪山、火山などの荒廃した世界を剣の形をしたホバーボードで探索するアクションアドベンチャーゲームです。アクションアドベンチャーとジャンル分けされていますが、アクション要素もアドベンチャー要素どちらもやり込みを要するような濃いものではなく、ひたすら荒廃した異世界をめぐってエメラルドグリーンと海洋生物であふれる美しい世界を取り戻していく、という形でゲームは進行します。

ストーリーは登場人物がセリフもなく何も喋らないので、キャラクターの表情、動作と道中に発見する石碑に刻まれた文章から断片的に推し量るだけとなりますが、圧倒的に美しい自然と海洋生物達の中を剣の形をしたホバーボートに乗って自由自在に移動して冒険する楽しさの前には気にならず、逆に何も知らないことで未知の世界を探索する探検者としての気分を十分に味わうことができます。
一見、単調になりそうなゲームデザインですが、ホバーボートを操る爽快感と「美しい」といった感情の方が先にでてくるビジュアルを前に単調に思うようなことは殆どありませんでした。心を落ち着かせたい秋の夜に是非遊んでいただきたいゲームです。
カメラを振動させる
ゲーム中に操作している自キャラが衝撃を受けたらそれに合わせて画面も揺れる、といった演出はゲームの迫力を増す効果もあるので色々なゲームで採用されています。
UnityではカメラのTransformの位置をTween系のアセット等を使って細かく変動させることで実現できますが、Cinemachineカメラの場合はImpulseComponentを使うと簡単最速で導入することができます。
ImpulseComponentは主に以下の2種類のComponentに別れています。
- Cinemachine Impulse Source:振動を発生させる発生元の設定
- Cinemachine Impulse Listener:振動する側の設定
「Cinemachine Impulse Source」には振動の大きさや時間、減衰方法を指定し、「Cinemachine Impulse Listener」は Impulse Sourceから発生した振動を受け取るか、受け取らないかの設定をレイヤーを指定して行います。
設定方法
振動の発生元となる「Cinemachine Impulse Source」は任意のGameObjectにアタッチします。発生元とは言いますがCinemachineカメラとの物理的距離は関係ないので適当なGameObjectで構いません。

ImpulseSourceでは振動のタイプ(Impulse Type)や衝撃の形状(Impluse Shape)を指定し、振動の方向速度をDefault Velocityで指定します。
振動受け取る「Cinemachine Impulse Listener」は実際に振動させたいCinemachineカメラにアタッチします。Cinemachineカメラが複数台ある場合には、振動させたいカメラだけImpulse Listenerをアタッチします。

ImpulseListnerでは振動の反応設定を行います。Durationで振動する時間を指定できそうですが、公式マニュアルによると「時間はおおよそ」となるようです。
後はスクリプトにて振動を起こさせたいタイミングでCinemachine Impulse SourceのGenerateImpulse()を呼ぶことで振動を発生することができます。
![]()
実際に作動させた動画は以下になります。
