秋の花粉症
毎年この時期になると鼻水、鼻詰まりが酷くなるので秋の花粉症に違いないと思いつつも、確かめるのが怖くて病院にいけない皆さんこんにちは。もうずっと点鼻薬のお世話になりっぱなしなんですが、使い過ぎると薬が効かなくなるらしいので3~4時間を間を空けて使わないといけない。まぁ、それでも鼻詰まりの不快感に負けて使ってしまいますが。
SkyBox
UnityにはSkyboxという便利な機能があって、空の景色などの遠景をマテリアルを使用して設定することができます。
ゲームの世界を構築するには欠かせない機能なんですが、遠景を司るという事もあってSkyboxで表現されるテクスチャやマテリアルの色はゲーム内環境光の色としても反映されるため、無作為にSkyboxを選んで変更したりするとオブジェクトの色もその影響を受けて変わってしまいます。
デフォルトのSkyboxの場合
オレンジ色のSkyboxの場合
リアルな表現を目指すゲームならSkyboxの色味が反映される事は有難いと思うのですが、カジュアルゲームのようにリアルな表現よりもカラーデザインを優先させたい場合はちょっと困った事になります。
背景が勾配のない単色で良いならCamera側のClearFlagsの設定を「Solid Color」に変更するだけですが、グラデーションを付けたり、雲や山などの遠景を背景に使いたい場合にはどうしてもSkyboxを使う必要があるので、そういった時には環境光(Environment Lighting)の設定を変える必要があります。
Environment Lighting
環境光の設定はメニューから「Windows>Rendering>Lighting」を選択して表示されるLightingエディタ画面の「Environment」タブにあります。
デフォルトでは「Environment Lighting」の「Source」欄に「Skybox」が設定されていると思うので、これを「Color」に変更し「Ambient Color」で白系の色を指定します。
この設定に変更すると
デフォルトに近い状態に戻りました。
この設定でもオブジェトは「Ambient Color」の影響を受けるので、オリジナルの状態と差が出てくるかもしれません。
そういった影響を全く受けたくない場合は、上記のLightingエディタ画面で設定しているSkyboxのマテリアル指定を削除し、Camera側にSkyboxのComponentを追加、そこのマテリアルにSkyboxのマテリアルを設定して下さい。
カメラ側にSkyboxコンポーネント設定
SkyBoxの影響を受けずにオブジェクトのカラーを表示することができます。
ただし、この場合はカメラ毎にSkyboxコンポーネントを指定する必要があります。
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