連休
心は既にGW気分な皆さんこんにちは。今年は週中に3連休がありその前後を休んで10連休となる方も多いと思います。私も多分に漏れず長い休暇となるため、それを思うと週初めから休み気分で仕事が手につきません。まぁ、これといって予定もないんですがね。エルデンリングもクリアしたし。
unity1week
ゲーム開発者の皆が暇を持て余すことを見越してかGW期間中にunity1weekが開催されます。私と同じくGWのスケジュールが真っ白な方は暇つぶしに参加されるとよいでしょう。
また、都合の良い事に現在Unityのアセットストアで春の大セールが行われており、50%オフかライトニングディールによる80%オフのアセットが大量に出品されています。私も幾つか購入したので近くブログで紹介したいと思います。
Unity Asset Store - The Best Assets for Game Making
Unity 2021.3 LTS
前述のイベントに合わせてなのか、新年度に合わせてなのか分かりませんがUnityエディタの方も大幅なアップデートがありUnity 2021.3 (LTS)が正式リリースされています。
調べてみるとUnity2020から大量の修正と新機能の追加が行われているようです。
シーンのビルドやパッケージのインポートが高速化され、Quick Searchの機能もアップされています。
また、C# 8.0に完全対応した事によりインターフェイスにstaticメソッドを定義できるようなり、範囲(Range)指定によるアクセスも可能となりました。
特にRangeはforeach等で「末尾何番目から末尾何番目まで」みたいな指定を簡単にできるようなるので積極的に使っていきたい機能です。
Unity 2021.3 (LTS)の「LTS」とは長期間サポートバージョンの事で今後二年間は本バージョンに対するバージョンアップが定期的に行われていきます。
ゲーム開発が長期間になりそうな場合は本バージョンにバージョン変更するのがお勧めらしいです。
この辺のことはUnity公式が日本語の説明動画を挙げているので参照してください。
シーンビューのUIが変わった
前述のように色々な機能が改善・変更されていますが、中でも大きいのはシーンビューのUIが変わったことでしょう。
一見で分かるように画面上部のメニューバーにあったコントロールツールが小型のウィンドウに格納されており、シーンビュー内の好きな位置へ配置することができます。
また、シーンギズモもこれまで画面右上に固定だったものが移動可能となっています。
加えてTransformインスペクタのscaleに機能が追加されています。
Scale欄の一番左にアイコンが追加されていますが、これはスケールの比率固定のON/OFFを切り替えるアイコンです。
今まではScaleの各軸(X, Y, Z)はそれぞれ独立したため、例えばXの値を変えるとオブジェトのX方向のスケールが変更される、という動作でした。
これを先程のアイコンをクリックして比率固定モードに切り替えると、Xの値を変えると現在の各軸の比率を守ったまま、他のY,Z方向の値も変更されるようになります。
このスケール比率固定機能はデフォルトではOFFですが、Preferencesから変更することができます。
メニュー→Preferences→Scene Viewを選択し、その中のCreate Objects with Constrained Proportions にチェックを入れます。
これも結構便利な機能なので、Unity2021.3にバージョン変更した際には設定を変更することをおすすめします。