万能カード
とりあえず自作品の批判には「僕の作品を理解するには知性が必要」と答えようと思っている皆さんこんにちは。どんな批評相手にも使える万能カードだと思います。まぁ、使っている人間の品性は低く見えますが。
アーリーアクセス版
と言うのも、自作のアドベンチャーゲーム「W.T.」のアーリーアクセス版のリリースを控えて、浴びせられる批評に今から戦々恐々としているからだと思うのですが、その前にバグ対策と最適化の作業を終えないといけない。
自作スプリト部分のバグ対策はなんとかなりそうですが、フレームワークもからむバグになると調査に時間が掛かるため中々スケジュール通りにはいきません。
アーリーアクセス版をなんとか今月中にはリリースしたいので、来週はこのブログの更新を停止して開発作業に注力したいと思います。
来週はunity1weekも開催されるようですが、そちらも今回は参加しない方針。
つまり、そのぐらいの意気込みで作っているので、ぜひウィッシュリストに登録をお願いします。
スプラインツール
少し前の記事でUnity2022.1以降のバージョンからEditor上でSpline曲線を作成できるツールが標準で使える事を紹介しました。
(PackageManagerからSplinesパッケージのインストールが必要)
上記の記事では作成したSplineに沿ってGameObjectを移動させる手順について紹介しましたが、Splineにはこれ以外にも便利な機能があり、Spline Instantiateコンポーネントを使用するとSplineに沿ってゲームオブジェクトを配置させる事ができます。
例えば、下の図の直線のSplineを使用する場合、(見ずらいけど青い線がSpline)
最初にAdd ComponentからSpline Instantiateを選択して取り付けます。
Spline InstantiateのContainerの項目にGameObjectを配置させたいSplineを指定します。
Items To Instantiateに配置させるGameObjectを指定しますが、これはプレハブでもHierarchy上のObjectでも構いません。
Instatiation欄にはどのような規則で配置させるかを指定します。
例えば距離1の間隔で均等に配置したい場合は上の図のような設定になります。
ここまで設定したら、後はRegenerateボタンを押すとスプラインに沿って、上記の規則でItems To Instantiate欄のObjectを作成して配置してくれます。
Instatiation欄はListになっている為、複数個のObjectを指定する事ができ、その場合はそれぞれについて生成確率を指定します。
例えば、3個のObjectを配置したい場合は、以下のような設定を行います。
Regenerateボタンを押すと生成確率に沿ってObjectが生成されて配置されます。
生成をある程度ランダムにしたい場合は、Instatiation欄の設定を個数指定(Instance Count)にするか、Spacingの設定をExactではなくRandomに変更し、配置距離のMinとMaxの値を指定します。
上図の設定により結果は以下の通り
ちなみに、Auto Refresh Generationにチェックを入れるとスプラインやSpline Instantiateコンポーネントの値を変更した時に自動でGameObjectが生成されます。
最後に
GameObjectを直線的に配置する場合は、Splineを使わず直接行ってもある程度簡単にできますが、下図のような円周上に且つ、高低差も含んだ状態で均等に配置しようとすると中々骨が折れます。
マップの作製やレベルデザインを行う際にはSplineを活用する方が効率的に作業が行えると思います。