原カバンは鞄のお店ではありません。

Unityを使ったゲーム制作のあれこれを綴っていきます。

【アセット紹介】無料のエディタ拡張アセット『RiderFlow』は便利

決意表明

noteやブログで「ゲーム制作始めました!」から「ゲームエンジンをPCにインストールしました!」までで更新が止まっているアカウントを見ると「俺って頑張っている方だな」と自己肯定感が高まる腹黒な皆さんこんにちは。進捗の報告をするわけでもなく、技術的な解説をするわけでもなく、「インディゲームとは」とか「ゲームの面白さとは」とか、ひたすらお気持ち表明している記事を見ても同じことを思います。

 

エディタ拡張

Unityではエディタを拡張して作り込むことが出来るので、Unity上級者の方は効率化の為にエディタ拡張を自作し作業環境を整えていらっしゃるようですが、面倒くさがりな私にとってはソコソコ難度が高く、多少の不便を感じていてもエディタ拡張を作り込む気にはならないので、便利なアセットがあれば良いな、ぐらいに思っていたのですが、Riderを開発しているJetBrains社よりエディタ拡張アセットが無料で公開されているのを知り、早速導入してみました。

assetstore.unity.com

 

RiderFlow(RiderFlow for Unity)は前述のようにJetBrains社が開発した無料のUnityエディタープラグインで、Unity Editor上でScene内の素早い移動と検索、Scene内のGameObjectの関係把握、効率的なSceneやAssetの管理が可能になります。
しかも無料で有料ライセンスは必要ない為、誰でも気兼ねなく導入することが出来ます。

 

RiderFlowで出来る事

アセットストアからRiderFlowをインストールするとシーンビュー内にRiderFlow用のツールバーが表示されるようになります。



このツールバーからは以下の事が可能となります。

  • アセットの検索
  • (シーンビュー)カメラのプリセットの登録と切り替え
  • ブックマークオブジェクトへのフォーカス

 

■アセットの検索

アセットやPrefabをプロジェクト内から検索し、Drag&Dropでシーンに素早く配置できる機能です。
Projectタブでも同様の事ができますが、シーンビューを全画面表示している時などにツールバーにあるとわざわざ切り替えなくても良いので便利です。

 

■カメラのプリセットの登録と切り替え

シーンビューのカメラ位置・姿勢をプリセットとして登録し、それを素早く切り替える機能です。
3Dゲームの作成ではゲーム視点の決定の為に、あれこれカメラを移動させて確認することが多いので、位置・姿勢をプリセット登録できるのは有難いです。

 

■ブックマークオブジェクトへのフォーカス

Hierarchy上でブックマーク登録したGameObjectにフォーカスできる機能です。

 

Hierarchyの拡張

このRiderFlowで最も有用な点はHierarchyウィンドウ内でGameObjectを効率的に管理できる機能を持っている事です。

 

■Section

シーン内でGameObjectが増えていくとHierarchyが煩雑になるので空のGameObjectを作ってその中に配置してグルーピングする事があります。
RiderFlowではその一連の操作を簡単に行うことが出来ます。

 

まず、セクションに含めたい GameObject をすべて選択し、右クリックメニューから Create Section を選択

ウィンドウが表示されるのでセクション名を入力して、色を選択します。

すると入力したセクションの配下に選択したGameObjectが配置されます。

 

セクション名の箇所には空のGameObjectが作られており、Unity的には先程配置したオブジェクトはその子オブジェクトという位置づけになります。

 

セクションを削除したい場合は、セクション化した GameObject を選択して右クリックメニューから Remove Section を選択することで削除することができます。

 

■Bookmark

ブックマークです。ヒエラルキー上で GameObject をマウスオーバーすると星マークが表示されます。

これをクリックすることでBookmarkのリストにオブジェクトを追加することができます。
Bookmarkに追加すると、前述の通り、シーンビューに配置されているツールバーの星マークボタンから、Bookmarkに追加したオブジェクトにすばやくアクセスすることができます。

 

■Prefabの検索

ProjectビューにあるPrefabを右クリックし、そこから Find Usages を選択すると、

プロジェクト内で指定したPrefabが使われているシーンを一覧表示してくれます。

 

最後に

無料とは思えないぐらいに多機能なこのアセット。かゆいところに手が届くアセットだと思うのでぜひUnityプロジェクトに導入して試してください。

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