原カバンは鞄のお店ではありません。

Unityを使ったゲーム制作のあれこれを綴っていきます。

【半額セール対象アセット】シャープな絵作りポストプロセシングBeautify3

スケジュール

ゲーム開発のスケジュールを改めて確認したら以外に余裕がない事が分かった皆さんこんにちは。7月末に東京ゲームダンジョン3に出展するのでそれより前にはアーリーアクセス版をリリースしないといけないし、その為にはイベントの追加やらバグの改修やら最適化やらの作業を完了しないといけない、それに加えて東京ゲームダンジョン3での配布物の発注や掲示物のデザインをしないといけないし、テーブルクロスや展示用のモニターや電源タップ等の購入も必要で、それをどうやって東京まで持っていくか手筈を整えて・・・とやる事沢山なんですが、その割にはハイラル平原でゾナウギアをアレコレ引っ付けて遊んでたりします。最近は料理鍋をサスペンション代わりに利用することにハマっています。

 

Steamストアページ開設

いろいろ予定は詰まっていますが、取り合えず自作ゲーム「W.T.」のストアページをSteamで開設することができました。

store.steampowered.com

少し前にこのブログで「ストアページの作成法」みたいな記事を偉そうに書きましたが、実際の開設がここまで遅れたのは非常に恥ずかしい限りす。

これというも偏にSteamからのリジェクトがしつこかったに尽きるのですが。

「"この製品について"セクションで、顧客が購入に含まれると期待できる機能やコンテンツが十分に説明されていない。」と何度も同じ指摘内容でリジェクトされ、そのたびに文面を書き直して提出しました。
が、それでもリジェクトされ、あまりにしつこいので「このゲームは一人称視点で操作するアドベンチャーゲームです。プレイヤーをキーで操作してパズルを解いていくゲームです。それ以上の機能はありません。他の同じようなゲームのストアページと比べて書いている内容に大差はないと思いますが、一体何が不足しているのか具体的に説明してください」と逆切れ気味に返信をしたらアッサリと承認されました。何という事でしょう。

とりあえず上のリンクからウィッシュリストに登録してもらえると作者のやる気につながるのでよろしくお願いいたします

 

スプリングセール

現在、Unityのアセットストアにてスプリングセールが実施中です。(期間 : 2023年6月2日23時59分まで)

assetstore.unity.com人気のアセットが半額で購入できる上に、いくつかのアセットでは先着順で最大70%オフにもなるフラッシュディールも開催されています。

高額アセットも半額なっているものがあるので、この機会に幾つか購入したのですが、その中で一番今後も利用する機会があるであろうアセットが今回紹介する「Beautify3」だと思います。

 

Beautify3

3と銘打ってるように、以前から売られているアセット「Beautify」の最新バージョンとなります。

このアセットは色々なブログ等で「簡単にゲームの見栄えを綺麗にする」と紹介される事が多いアセットで、カメラにコンポーネントをアタッチするだけで手軽に綺麗な画面を作ることが来ます。

具体的には下の図を見てもらうと分かりますが、(画面右がBeautifyON、左がOFF)

「見栄えを綺麗にする」=「より鮮明でクリアな画をつくる」という意味で捉えてもらうと良いかもしれません。オブジェクトの境界部分やテクスチャの陰影等の部分が強調されて細部が見えやすくなり画面全体の鮮明度が上がったように見えると思います。

この処理は主に「Sharpen」という項目による効果ですが、このほかにも「Bloom」や「Depth of Field」といった一般的なポストプロセスの項目もあり、結構拡張性があります。

Bloomを追加

 

Depth of Fieldを追加

 

アンチエイリアス

ポストプロセスのエフェクトアセットは他にもたくさんあるのですが、この「Beautify」の最大の特徴はアンチエイリアス(Anti-aliasing)と相性が非常に良いという事でしょう。
アンチエイリアスとはオブジェクトの境界線などで表示されるギザギザ(ジャギー)を目立たなくする処理のことで、画面の見栄えを良くするための一般的な手法で、Unity標準のPostProcessingStack2(PPSV)にも搭載されています。(Beautify自体には搭載されていません)

アンチエイリアスではジャギーの原因となる境界付近の色の変化をその周囲をぼかす(=滲ませる)事で軽減し、ギザギザの表示を減らしています。
だが反面、オブジェクトの細部もぼかされてしまうため、のべつ幕無しにアンチエイリアスを掛けてしまうと、逆に見栄えが悪くなる結果となって仕舞います。
UnityではPPSVのアンチエイリアス対象のレイヤーに「Default」や「Everything」を指定すると警告を表示したりします。

しかしこの「Beautify」を使用するとアンチエイリアスによるボケた箇所も「Sharpen」の効果で補完してくれるので、ジャギーが軽減された状態で鮮明化した画を作ることができます。

 

また、この「Sharpen」の効果を強くする(=Clampの値を上げる)とオブジェクトのエッジがより強調されるため、一見アウトラインが描かれたようになります。

アウトラインを使いたい場合は、個別にアウトラインエフェクトを使うよりはこちらの方が見栄えが良いと思います。
(BeautifyにもOutlineの項目があるが、あまり使い勝手がよくない)

 

その他の効果について

「Beautify」では今回紹介した「Sharpen」や「Bloom」「Depth of Field」以外にも使えそうなエフェクトがあるのですが、それは以下の記事で詳しく書かれているのでそちらを参考にして下さい。

raspberly.hateblo.jp

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