何度目だ
つい先日「十年に一度の最強寒波」という言葉を聞いたのに、また同じ言葉を耳にして責任はないのに気象予報士に怒りを覚えた短気な皆さんこんにちは。去年は異常に長い夏でしたが今年は異常に長い冬になるんでしょうかね。知り合いの女性が「虫が出ないからずっと冬の方が良い」と言ってましたが、イヤイヤ、私は春が早く来てほしい、虫怖くないし。
RPGのRPを楽しむゲーム
前作は日本では話題にならず一部のゲーム好きの間で隠れた名作扱いになっていたゲームの続編を購入しました。
宗教改革前夜の15世紀チェコを舞台にしたRPGです。
現実の歴史をベースにしており、主人公は名のある英雄ではなくボヘミヤ地方に住む市井の人間、特別運動能力が高いわけでも魔法が使えるわけでもない一般庶民が歴史の波まれ闘争や戦争等の色々な出来事に直面してく様を体験できるゲームとなっています。
中世ヨーロッパの世界をリアルに再現した世界であるため、この手のゲームでは目玉となるような戦闘の場面もエフェクト付きの派手な演出が施されるわけでもなく、ひたすら敵の攻撃を盾で防いで剣を振る、という地味なもの(一応コンボのような操作はある)。その代わり敵をどう倒すのかはプレイヤーの選択次第で正面から立ち向かってもいいし、寝込みを襲ってもいいし、食べ物に毒をもってもよい、あるいは会話によって懐柔するルートもあったりします。
ゲーム内で発生するクエストはプレイヤー次第で解決法が変わり、中世の世界で生き抜くというロールプレイを楽しむ事に特化しているゲームだと言えるでしょう。このためゼルダやエルデンリングのように『万人受けするようなゲーム』とは言えませんが、和製ゲームではあまり見られないゲーム内世界に浸り、その世界の人間になりきって様々な出来事を疑似体験するという、特異なゲーム体験を味わえるゲームだと思います。
Tokyo Indie Games Summit 2025
以前もお知らせしたように、3月8日,9日に東京吉祥寺にて開催される「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025」(以下、TIGS2025)にリズムゲーム「Under A Groove」を出展します。
TIGS2025は他の展示会イベントとは異なり、会場が吉祥寺東急REIホテルと武蔵野公会堂の二つに分かれており、かつ東急REIホテル側では2つのフロアに分かれて展示される為、どこが展示場所になるのかヤキモキしていたんですが、つい先日、東急REIホテルのコニファールームのRC-2aという場所に決まりました。
周りのブースを見るとインディ界隈では有名なタイトルだったり、企業ブースもあったりして埋もれてしまわないか戦々恐々なんですが、なんとか来場した方々にインパクトを残せるように試遊版を仕上げていきたいと思います。当日は来場者による人気投票(?)のような企画も行われるらしいので恥はかかないようにしたいです。
進捗状況
というわけで現在はTIGS2025に向けての試遊版を全力で作成中なんですが、展示会までに制作が間に合うのかギリギリな状況だったりします。
なんせ展示会まで残り2週間ちょっとという段階で全体の6割ほどしか出来てない。
このAA使うの何度目だ?
今回は少しビジュアルを可愛らしい方向に寄せて漫画のコマ割りを意識した演出を取り入れているのですが、その分だけ制作に時間が掛かっています。
例えば下のような一部のオブジェクトがシルエットになっていてそれが元の姿に戻る、ような場面は、以前このブログで紹介したShapesのステンシル設定を利用した演出なんですが、その仕掛けを作るのに意外と時間が掛かったりしてます。
今回展示するステージは少しストーリー仕立てで感傷的な感じに仕上げようと思っています。ゲーム自体はリズムゲームと銘打っていますが難易度的には簡単な部類、この手のゲームが苦手な方でも楽しめるゲームです。当日会場に来られる方は是非こちらのブースにも立ち寄ってください。