江口寿史展
何気に個展へ行った感想を呟いたポストが一日で1万view以上を記録してビビった小心者の皆さんこんにちは。折角地元で開催されているので休日に江口寿史展へ行ってきたのですが、その感想ポストが結構な人に閲覧されて、江口寿史氏の知名度と影響の大きさに驚かされました。1980年代から現代まで一貫してオシャレで可愛い女性を描くことで有名な江口さんですが、会場では80'sPopを感じるカラフルでキラキラした女性達の絵が飾られており、思っていた以上に見ごたえがあり充実した内容でした。興奮し過ぎて似合わないのに「ストップ!ひばりくん」がプリントされたTシャツ購入したし。
女性をモチーフとする作品が主ですが、アメリカポップカルチャーを感じる構図や色の構成などはゲームの絵作りの参考になると思うので心からおすすめの展示会です。
今年を振り返る
年内最後の更新になるので今年の活動を振り返ってみると、新作の「Under A Groove」の作成とブラッシュアップに終始した一年だったなぁ、という感想です。
「Under A Groove」は前年のGYAAR Studio インディーゲームコンテスト用に作成し見事に落選。バージョンを変えてUnity1weekに投稿するも端にも棒にも引っ掛からないという結果で、結構不遇な成り立ちのゲームなんですが、何故か諦めずにこの一年間アレコレと手を加え続けました。
今年はNHKの神ゲー創造主エボリューションや東京ゲームショウのSelected Indie 80にも応募しましたがこちらも残念な結果、と中々報われない作品ですが、展示会に出展すると試遊された方からは結構良いリアクションをもらえるのでそれを糧にして制作を続けています。
展示会
今年は「福岡インディーゲームエキスポ2024」「東京ゲームダンジョン6」「CEDEC+KYUSHU 2024」の3つの展示会に出展することができました。
いずれも「Under A Groove」を持ち込んでの出展で、結果的には何処でもおおむね好評で出展した成果はあったと思います。
3つの展示会全てでこのゲームを試遊された方はいないと思いますが回を重ねる度に少しづつブラッシュアップしており、試遊された方から指摘が上がった点も徐々に解消できていると自負しています。
現在は来年の展示会に向けて新しいステージを制作中で、少しエモい感じを出す為に演出をアレコレと試行錯誤しています。上の動画にもあるように今年出展したバージョンはコメディ色が強めだったので、ゲーム内容に幅を持たせる意味でも少し感傷的なステージを作成しようとしてます。
現在、来年出展する展示会の予定は一つしか決まっていませんが、できる限り多くの展示会に参加しようと思っていますし、今年落選した色々なコンテストにも可能であれば再挑戦してみようと思っています。
「W.T.」について
去年アーリーアクセス版をリリースした「W.T.」ですが今年は新作「Under A Groove」の制作に時間が取られ、予定した製品版のリリースまでには至りませんでした。
このブログでもほとんど進捗を取り上げることがありませんでしたが、少しずつながらも開発は進めています。
ただ、数学パズルのネタ探しに苦労している事と、このまま作り上げても話題性が0なので売れないという事がネックで完成時期も含めて検討している最中でもあります。
できれば新作「Under A Groove」が何かしらで話題となってそのタイミングで製品版のリリース、とか甘い事を考えていたりしますが、ただの願望に過ぎない事も分かっています。
現状、ゲーム制作は本業の空き時間にしか出来ないので、これが専業になれば状況は変わるのでしょうが、如何ともしがたいところです。
ブログについて
このブログはありがたいことに毎日一定数の方から閲覧されており収益を年二回程度受け取れています。ありがとうございます。
今年は各展示会で読者の方に声を掛けられる事もあり色んな方に読まれている事を実感した一年でした。本当に身が引き締まる思いです。ほぼ週一ペースで気ままにテーマを決めて書いているので、それを読んで頂けている、という事だけでも有難いだと思います
来年に向けて
今年は去年以上に活動内容を表に出す機会とそのリアクションを頂くことが多かった一年だったと思います。出来ればもっと幅広い方に認知を広げられる機会を増やしたかったところですが、それは来年叶える目標として取っておきたいと思います。そして、来年こそはゲーム制作者として「ゲームクリエイターです」と自己紹介ができるような成果を上げて行きたいと思います。
本当に今年一年ありがとうございました!