原カバンは鞄のお店ではありません。

Unityを使ったゲーム制作のあれこれを綴っていきます。

【Unity】Unity1weekに大幅遅刻したことを反省する。

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英断

五輪中止を暗に訴えている報道番組を見ながら「だったら『我が局は五輪の中継は一切しません』とか宣言すればよいのに」と思っている皆さんこんにちは。報道陣が会場に行かなければその分感染リスクは減るのにね。英断を願います。そういえば「五輪を開催したら日本が分断する」とか言っていた演出家はきっとご自身の舞台は中止している事でしょう。

 

調子に乗る

さて、GW前から開催されていたUnity1weekですが、評価期間が終わりつい先日その結果が発表されました。
私が今回投稿した「The two met」は総合13位となりました。

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前回の作品「Supra Animus Quo」が余りに色んな方々から褒められた為、同じような評価は貰えないだろうと勝手にプレッシャーを感じていたのですが、思った以上の結果を頂く事ができました。ありがとうございます。

部門別でも6部門全てでランク入りと前作に続いて高い評価を頂いて驚くばかりです。

楽しさ f:id:Karvan:20210518201351p:plain 絵作り f:id:Karvan:20210518201421p:plain
サウンド f:id:Karvan:20210518202700p:plain 雰囲気 f:id:Karvan:20210518201500p:plain
操作性 f:id:Karvan:20210518201512p:plain 斬新さ f:id:Karvan:20210518201526p:plain

とは言え、開発に時間が掛かり過ぎたのは事実で(およそ一週間強の遅刻)、作品自体には色々と反省点も多いです。
一体何が原因だったのでしょうか?今回は制作過程を振り返ってその原因を探ってみたいと思います。

 

反省

1.構想決めに時間が掛かった

お題が「2」という事でしたが、毎度私の場合はお題からゲームを構想するのではなくて、その時作りたいゲームをお題に合わせる形で構想を練ります。
今回の場合は今現在、猫が主役となるゲームを作っている最中なのでそのゲームの前日譚となるようなゲームにすることを決め、なにか「2」となる要素が取り入れられないかとアレコレと案を練ったのですが全然纏まりませんでした。

ゲーム部分はワンクリック式のカジュアルゲームとしてプロトタイプまでは作れたのですが、それを「女性が道端で出会った猫を拾う」というストーリーにどうやって絡めていくか、という事に相当頭を悩ませました。

プロトタイプのゲーム画面

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ストーリー仕立てに悩んだ試行錯誤版

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上の動画のように猫を自機に見立てたバージョンも作ってみたのですが自分的にしっくりこず。結局ゲームパートとストーリーパートが交互に表示される形式としました。

 

2.スケジューリングが甘かった

今回のUnity1weekはGW期間中だったという事もあり、普段の回より自宅での作業時間を多く作れるので多少開発ボリュームがあっても大丈夫だろう、と予測していたのですが読みが甘い結果となりました。

 

とにかくストーリーパートに時間が掛かる。

 

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このオープニングに一日ぐらい費やし、、

 

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上の動画のシーン。彼氏に振られた女性が電車に乗り込む、というだけの場面ですがこれだけのシーンを作るのにも1日半ぐらいかかりました。
(はてなブログの動画サイズ制限に引っ掛かるため二つに分けています)
舞台(堤防と駅)の設定、アニメーション動作、カメラの配置と切替・・・やる事が沢山。

 オープニングから上の動画のシーンを作ったところでGWが終了してしまい、もうこれは完成しないかも、と開発中は何度も思いました。
なので、エンディング以外のステージ2,3,4のストーリーパートは当初の構想から色んなカットをざっくりと削ったものとなっています。

 

 3.そして固まるUnityと落ちるPC

開発には購入して7,8年になるPCを使っているのですが、購入当初でも特に性能が高い機種というわけでなく、単純なビジネス用PCとして購入したので流石にUnityでゲーム開発をするには限界が来ているようです。Unityを立ち上げているとずっとファンの音が五月蠅いし。

この為なのか、コーディング→ビルド→デバッグを繰り返しているとUnityが固まりだし、Inspectorから値が代入できなくなったり、Sceneビューでモデルを回転できなくなったり、挙句はPCもろともブルー画面へ遷移したり、と動作不良に悩ませる事数回。中には二時間分の作業が泡溶けた事もありました。

ゲーム完成後、WebGLにプラットフォームを切り替えている途中でUnityが落ちた際には目の前が真っ暗に、まぁなんとか無事でしたがこの出来事もあって新しいPCの購入を決断しました。

 

なんとか完成できた

そんな苦労を重ねながらようやく完成したのが評価期間終了4日前の水曜日深夜。Unity1weekには何度も参加していますが開発にこんなに時間が掛ったのは初めてです。
ここまで遅刻すると投稿すること自体憚れそうですが、投稿をお知らせするTweetにも「いいね」を下さったり、コメント欄にも遅刻を責めるような声もなく、それどころかこんなに評価を頂くことが出来ました。本当にありがとうございます。

今回なにより嬉しかったことは、公開から評価期間終了まで4日ほどしかなかったにも拘わらず閲覧数が800件強と過去最高を記録したという事。
前回でも300件強だったのでうれしい驚きです。今後も継続できるように頑張ります。

 

謝辞

今回のゲームのBGMは全てしゃろう氏が作成されたフリーBGMを使用しています。

www.youtube.com

氏の作られる温かみのある優しい音楽に惚れ込み、使用させていただきました。
本作品がランクインできたのもこのBGMのおかげだと思います。ありがとうございました。

 

最後に

 コメント欄に「難しい」「クリアできない」という声があったので、ゲーム開始からエンディングまでのプレイ動画を作成しました。

クリアまで遊ぶの面倒くさかったり、エンディングが気になる方は動画をご覧ください。

 

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