マスク
何故かマスクが大流行らしくてコンビニでも薬局でもドラッグストアでも売り切ればかりです。あんなものお忍びの芸能人か80年代ヤンキーぐらいしか好んで使用しないと思うのですが「社内校内ではマスク必須で」と強要するぐらいなら、いっその事休みにすれば良いのに、と思っている皆さんこんにちは。
市販のマスクではウィルスの侵入は防げないことぐらい誰でも知っているのに、「予防してます」の体裁のためにマスク付けされるのは止めて下さい。
Trails Fx
UnityではTrail Rendererというコンポーネントが用意されているので、例えば弾丸の軌道とか、剣技の軌跡みたいなものを画面に表示することは簡単にできます。
とはいえ、自分の好みのエフェクトに調整するのはちょっと面倒くさいし、少し凝ったことをしようと思えば骨が折れる作業となります。なので、それっぽいアセットがないかなぁ、とアセットストアを漁ってみたら発見しました。
紹介ページの動画見ると種類こそ少ないものの、そこそこ面白そうなエフェクトを付けられそうな感じ。
レビューの評価も悪くないし、何よりアセット「Beautify」と同じパブリッシャーだし問題ないはず、と判断して購入しました。
www.youtube.comこのアセットでこんな事ができるらしい
困惑
このアセット、使い方は簡単でTrailを表示させたいオブジェクトに対して「TrailEffect」のスクリプトをアタッチするだけで動かすことができます。
用意されているパラメータはTrailの動作条件や、Trailの種類、維持時間や色等々、様々な種類のパラメータがあります。
ざっとこれだけある。
これだけの数のパラメータがありますがドキュメントは用意されていません。
上のInspectorには「Help」のボタンがありますがHelpボタンを押しても
「プロパティのラベル部分にマウスカーソルをあてるとTipsが表示されるよ。何かあったら連絡してね」とダイアログが表示されるのみでHelpの意味を成してません。要はサンプル見ながら自力で何とかするしかない。
各パラメータも自分で触ってみて効果を確かめる以外に手がありませんでした。なんせ「マウスカーソルをあてると表示されるTips」も英語で一言二言書かれているだけなのでね、もう探り探りですよ。
自分なりのパラメータ説明
なので以下に紹介する説明は自分なりに動かしてみて確認できたパラメータの説明となります。
・Profile欄
Profile:TrailEffectの設定はProfileファイルに保存、読み込みができます。そのファイル指定を行います。新規作成時には「Create」ボタンを押下する
Target:Trailを表示させたいオブジェクトのTransformを指定します。ここで指定できるオブジェクトはRendererの数が1となるオブジェクトのみで、複数個のRendererから構成されるオブジェクトは指定できません。要は子オブジェクトを持っていたりするオブジェクトは不可、とういうこと。
・Trigger欄
Active:このTrailsFxのエフェクトの有効無効設定。スクリプトでこのパラメータをfalseにするとTrailsFxのエフェクトは表示させなくなる。
Igonore First Frames:動作開始後からTrailの表示まで無視するフレーム数
これより以下はTrailを表示するトリガーについての設定になります。
Continuous:アクティブである限りTrailを表示する
World Position Change:オブジェクトのWorldポジションが一定距離以上変更されるとTrailを表示されるようにする
Screen Position Change:Screenに対してオブジェクトのポジションが一定距離以上変更されるとTrailを表示されるようにする。このScreenとはCamera欄で指定したCameraから写されたScreenのこと、Camera欄が空の場合は「MainCamera」が自動的に設定される。
Time Interval:Trailの表示を一定時間間隔を開けたい際に使用する
・Appearance欄
TrailEffect:表示するTrailEffectを選択する。動画で紹介されていたEffectはこの項目で決定する
Color:文字通りTrailの色を決める
Duration:Trailの持続時間、ParticleSystemでの同名項目と同じ
MaxStepPerFrame,StepsBufferSize:ここら辺の値を増やすとTrailの量が多くなる
Positon,Scale:ここにデフォルト値以外の値を指定すると表示されるTrailの位置をずらしたり、大きさを変えたりできる・・・が、ランダムで変わる値の範囲が決められるだけなので、同じ大きさ・位置のTrailを表示できるわけではない。
使ってみて
Trailを表示させるだけなら非常に簡単で、Profileファイルで数種類のプリセットも用意されているのでそれで良ければ直ぐにでも使うことができます。ただ、自分好みのTrailにするにはちょっと骨が折れます。
特にPositon,Scaleの項目は上でも記載したようにランダムで変わる値の範囲が決められるだけなので、徐々に大きなるTrailとか、間隔が開いていくTrailなどは無理(おそらく)で、そこそこ凝ったものにするにはDurationやMaxStepPerFrame,StepsBufferSize辺りの項目と併せて調整する必要があります。
私が半日ぐらい掛けて色々調整した結果がコレ
これでもTrigger欄の設定のみではTrail表示のON/OFFが奇麗にできなかったので、機体のダッシュ動作前後にスクリプト側でActive設定を変えてたりしています。
上手く使いこなすには時間が掛かりそうです