原カバンは鞄のお店ではありません。

Unityを使ったゲーム制作のあれこれを綴っていきます。

【Unity】アセット『Easy Mobile』を使ってAdmob広告を実装

デザインを変えた

第二弾アプリをリリースするにあたって気分を一新しようと、当ブログのデザインを変えてみました。


まぁこのブログの読者の方々は定期的に訪れてくださる方よりも、Google検索で何かしらのキーワードに引っかかってここに流れ着いた可哀想な方々が大多数なので気づかない、ってかどうでもいい、とは思うのですが、一応お知らせまで。

 

後、気づかないうちにAdsenseの審査に通ってた。今月は800円ぐらいもらえます。有難うございます。

 

Android版アルファテスト完了

前回の記事で大騒ぎしていた問題が以外にアッサリと片付いたので「Dull Things No Life」のAndroid版についてはアルファテストの完了までこぎつけました。

 

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後は少しパラメータを調整して正式リリースするだけなのですが、本来の予定より大幅に遅延したし、特に予約トップ10とか利用してリリース日を予告してるわけでもないし、別にリリースを待ち望んでいる民意があるわけでもないし、「民意」って言葉を頻繁に使うやつらは胡散臭いし、で、もうここまできたらiOS版と同時にリリースしようとの結論に至ったので、現在はiOS版の製作に注力しています。

 

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iOS版はAndroid版と中身は変わらないのでビルドと実機による動作確認だけ、とは思っていますが、なにせGooglePlayとは異なりAppleStoreへアプリを掲載するには厳しい審査を通らないといけないので、リジェクとされたらどうしよう、と今からビクビクしています。リジェク理由とか英語でくるんでしょ?Google先生フル活用しないといけない。。。

 

なんとか審査が通りますように・・・

 

広告を手軽に実装したい

さて、今日のモバイルゲームには、広告、課金処理、通知から共有および評価システムまで、さまざまな「事実上の標準」機能があります。
これらはゲーム本編とはあまり関係のない機能なのですが、とはいえ、DL数を増やしたり、マネタイズのことを考えると、ゲーム本編の開発と同じぐらい注力して実装する必要があります。

 

まぁ、Google先生に尋ねてみればこれらの処理について詳しく紹介している記事を数多く見つけることができるので、
それらを参考にしながら処理を組み込んでいくことは、ゲーム開発を出来るぐらいのスキルがあれば難しくないことだと思います。

 

だが、しかし・・・

f:id:Karvan:20190225211014p:plain面倒くさい

 

いくらそれほど難しくないとはいえ、コードもそこそこ書かないといけないし、ゲーム本編を開発する時ほどの時間を掛けたくないも事実です。

 

そんなこんなを考慮して機能統合系のアセット『Easy Mobile』を使うことにしました。
(まぁ、前回の記事で紹介したGDPR対応の機能も含まれている、という事も理由になっていますが) 

assetstore.unity.com

事前準備

アセットを使って手軽に、とはいえAdMobへの申し込みやらアプリの登録やらの作業は避けて通れないので、アセットを組み込む前に以下の準備は事前に行う必要があります。

 

・AdMob に申し込む

 AdMobに登録が済んでいない場合は申し込みをします。 

support.google.com

・アプリIDを確認する

  1. https://apps.admob.comから AdMob アカウントにログイン
  2. サイドバーから [アプリ] ⇒[アプリを追加] を選択
  3. アプリを既に公開している場合は[検索]して追加、未公開の場合はアプリ名とプラットフォームを入力して追加
  4. サイドバーで [アプリ] ⇒[アプリの設定] でアプリIDを確認

 

・広告を作成

  1. https://apps.admob.comから AdMob アカウントにログイン
  2. サイドバーで [広告ユニット] ⇒[広告ユニットを追加] を選択
  3. 作成したい広告を選んで広告ユニットを作成
  4. 「広告ユニット」 ⇒「作成した広告ユニット名」を選択

 

詳細はAdMobヘルプを参照してください。

 

EasyMobileでの設定

最初にEasyMobile側で広告(Advertising)のモジュールを有効にする必要があります。

[Window]> [Easy Mobile]> [Settings]に移動してから、[Advertising]タブの右側にあるトグルをクリックして、モジュールを有効化します。

 

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次に[Advertising]の項目をクリックすると設定画面に遷移します。
ここでAdmobのSDKが未だインポートされていない場合は、その旨のメッセージが出ているので[Download Google Mobile Ads Plugin]ボタンをクリックしてプラグインをダウンロード⇒インポートしてください。

 

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AdmobのSDKがインポートされると以下のような画面になるので、アプリIDと広告IDを入力します。その他の項目はデフォルトのままでも問題ありません。

 

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『Easy Mobile』では複数の広告ネットワークに対応しているので、デフォルトで表示する広告ネットワークを設定します。
今回の場合は全てAdmobで問題ありませんが、広告タイプごとに異なるネットワークを使用し、プラットフォームごとに選択を変えることができます。

 

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また、『Easy Mobile』では広告の可用性を定期的にチェックし、広告が読み込まれていないか消費されている場合は読み込みを実行してくれます。
Auto-Ad Loading欄にその設定があるのですが、特にデフォルトのままで変更する必要はないです。

 

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ここまで設定したら後はスクリプトでの実装になります。

 

スクリプトでの実装(リワード広告)

リワード広告を表示する方法では、広告が既に読み込まれている必要があります。
そのため、表示する前に広告の掲載状況を確認する必要があります。
準備完了を確認して広告を表示する処理はこんな感じ

 

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RewardsAdCompletedイベントは、リワード広告が完了するたびに発生します。
このイベントを発生後に広告を見たことに対してユーザーに報酬を与えます。
それ以外の場合はRewardedAdSkippedイベントが発生します。
実装例はこんな感じになります。

 

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これで広告(リワード広告)の実装は完了です。

 

手順をまとめると

  1. アプリID、広告IDを確認する
  2. EasyMobileのウィンドウにアプリID、広告IDを設定する
  3. EasyMobileのAPIを使って広告表示を実装する

 

広告の実装だけで言うと、EasyMobileを使わなかった場合の工数もあまり変わらない気がしますが、定期的に広告の読み込みを実行してくれる機能と、複数の広告ネットワークが使える機能はそこそこ有効なのかな、とは思います。

 

『Easy Mobile』では広告以外にもGDPRへの対応、課金や通知処理、ゲーム画面からGIFを作るなどの機能も含まれているので、それらも実装したい方には工数を省く手助けとなると思います。

 

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